科目・講座一覧
武蔵野市寄付講座

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2024年度 後期 募集は終了しました

武蔵野市の寄付によって、大学が開設する特設講座です。
後期は成蹊大学・東京女子大学・武蔵野大学の3大学で開講します。
※講師・日程・テーマ等変更になる場合があります。

申込み締切日:令和6年8月12日(月・振休)必着 

成蹊大学

「ローカルな場で考える持続可能性」
令和6年9月20日~令和7年1月17日(全14回 金曜日 午後3時~4時40分)                              
コーディネーター:小田 宏信(経済学部教授)

 今日、気候変動問題やエネルギー問題、地政学的問題をはじめ地球規模での「持続不可能な問題」が忍び寄っています。日本の国土、また日々暮らしている地域の中でも社会の持続性に疑問を投げかける様々な問題が生起しています。この講座では、あえて「直接観察できて行動できる」ローカルな場から、持続不可能な現実と持続可能な将来のための実践を学びます。地元武蔵野でご活躍の方、成蹊にゆかりのある方を含む、ゲスト講師の皆様方から、国内・海外のさまざまな「ローカルな場」での経験をご披露いただくことを中心に本講座を進行させます。
 なお、成蹊学園は1924年に池袋より吉祥寺に移転して100年になります。新教育運動を率いた学園の一つである成蹊では「直観(直接観察する)教育」に大きなウエイトを置いてきました。その理念は、今日のESD(持続可能な開発のため教育)やGCED(グローバルシチズンシップ教育)と重なり合う部分があります。この講座は、こうした点を踏まえて企画されたものです。

月 日   テーマ 講師
19月20日成蹊学園の吉祥寺移転100年と本講座の趣旨 小田 宏信
(経済学部教授)
29月27日 SDGsとESD:その展開 鈴木 克徳
(ESD-J代表理事)
310月4日吉祥寺の360年と成蹊学園髙橋 珠州彦
(明星大学教育学部准教授)
410月11日 成蹊気象観測所の100年 三上 岳彦
(東京都立大学名誉教授、
成蹊気象観測所所長)
510月25日環境報道の現場から考える持続可能性堅達 京子
(NHKエンタープライズ
エグゼクティブプロデューサー、JFEJ
日本環境ジャーナリストの会副会長)
611月1日地域環境問題の現場から考える持続可能性渡邉 知行
(経済学部教授)
711月8日原子力災害の現場から考える持続可能性山川 充夫
(福島大学名誉教授)
811月15日フィリピンの都市と農村から考える持続可能性貝沼 恵美
(立正大学地球環境学部教授)
911月29日南信州・売木村発、持続可能な地域づくり赤土 かよ
(一般社団法人木の芽代表理事)
1012月6日気仙沼発、持続可能な地域づくり菅原 昭彦
(気仙沼商工会議所会頭)
1112月13日サステナビリティを実現するコミュニティの多様性山中 敦志
(MeetむさしのCo Founder)
1212月20日 ソーシャルビジネスが紡ぐローカルコミュニティ舟木 公一郎
(一般社団法人フラットデザイン代表理事)
131月10日 フェアトレードを通したサステナブルなまちづくり坂口 和隆
(くらしにツナガルHātWork共同代表)
141月17日 ローカルから世界へ、ローカルから未来へ小田 宏信(経済学部教授)

▲ポイント付与対象講座です。10回以上出席で1ポイントが付与されます。

東京女子大学

「公共社会学」
令和6年9月25日~令和7年1月15日(全15回 水曜日 午前10時55分~午後0時25分)
コーディネーター:流王 貴義(現代教養学部准教授)

 私たちと社会とは様々な関係を取り結んでいますが、社会保障制度を媒介とした関係は、国家の設定した枠組みの下で取り結ばれるという点で特徴的なものです。この社会保障制度ですが、私たちの生活を支える重要な役割を果たしていると同時に、現代社会においては日本に限らず、社会保障制度に大きな見直しが迫られているのも事実です。改革の方向性については様々な主張が提示されているにもかかわらず、なぜ社会保障制度の見直しは困難なのか。本講義では社会保障制度について、それを支える歴史的・社会的基盤と関係づけながら検討を加え、社会保障制度の現状を社会学的に考察するための基礎を提供します。

月 日    テーマ 講師
1 9月25日 イントロダクション 流王 貴義
(現代教養学部准教授)
2 10月2日 不信と自助の社会
3 10月9日 分断型の財政
4 10月16日 対立の構造
5 10月23日 公平感と格差
6 10月30日 租税とデモクラシー
7 11月6日 日本の福祉政治
8 11月13日 福祉と雇用
9 11月20日 福祉政治の捉え方
10 11月27日 1960年代・70年代の福祉政治
11 12月4日 1980年代の福祉政治
12 12月11日 1990年代後半以降の福祉政治
13 12月18日 現代日本の福祉政治
14 1月8日 シティズンシップの現在
15 1月15日 まとめ

▲ポイント付与対象講座です。11回以上出席で1ポイントが付与されます。

武蔵野大学

「薬とは? 2024」
令和6年9月20日~令和7年1月24日(全14回 金曜日 午後3時~4時40分)                                    コーディネーター:廣谷 功(薬学部教授)

 少子高齢化、デジタル化などの社会的な変化が急激に進んでいます。また、地球温暖化による気候変動は自然災害の頻度を高めるばかりでなく、新たな感染症の発生にも繋がっており、求められる薬学へのニーズも多様化しています。薬学部では、最新医療に対応する能力に加えて、人々の健康な環境を確保し、予期されぬ問題にも活路を開ける人材の育成を目指しています。令和6年度の武蔵野市寄付講座は、様々な領域の専門家の視点から薬に関わる解説を行い、薬を多方面から理解できるような知識を習得することや、薬剤師教育や薬剤師の現在から今後への展望についてなど、社会的な関心やニーズが高い最新の話題を厳選し、「薬とは? 2024」として開講します。受講生の皆さまの参考になることを期待しています。

月 日    テーマ 講師
1 9月20日 開講式 
生薬・漢方薬:自然と伝統からの贈り物
西本 照真
(学長、教授)
市瀬 浩志
(薬学部長、教授)
2 9月27日 日本の医療における漢方薬の役割 加瀬 義夫
(薬学キャリア教育研究センター長、教授)
3 10月4日 認知症の原因・治療・予防 阿部 和穂
(薬学部教授)
 4 10月18日 希少疾患と感染症 大畑 慎也
(薬学部准教授)
石井 雅樹
(薬学部講師)
5 10月25日 蚊やダニに刺されると感染する国内外の危険な感染症とワクチン開発 伊從 光洋
(薬学部教授)
6 11月1日 がん治療の最前線 熊野 恵城
(薬学部教授)
7 11月8日 薬物送達の最前線 濱 進
(薬学部講師)
8 11月22日 薬の飲み合わせ 工藤 敏之
(薬学部講師)
9 11月29日 保健機能食品 室井 正志
(薬学部教授)
10 12月6日 認知症および肺疾患予防サプリメントの開発 川原 正博
(薬学部教授)
田中 健一郎
(薬学部准教授)
11 12月13日 臨床薬学研究の最前線 堀井 剛史
(薬学部臨床薬学センター講師)
12 12月20日 医療オープンデータから読み解く疾病因子や生活習慣 永倉 透記
(薬学キャリア教育研究センター教授)
13 1月10日 地域と共に生きる薬剤師の役割 宮川 昌和
(薬学部臨床薬学センター講師)
14 1月24日 これからの薬剤師教育 -多職種連携教育-
閉講式
西本 照真
(学長、教授)
三原 潔
(薬学部臨床薬学センター長、教授)

▲ポイント付与対象講座です。10回以上出席で1ポイントが付与されます。

対象武蔵野地域自由大学学生および18歳以上の市内在住・在勤・在学の方
定員各大学50名(超えた場合抽選)
費用各大学5,000円(資料代)
申込
方法
以下の①~④のいずれかの方法でお申込ください。
①ハガキに[希望大学名、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、生年月日、武蔵野市在勤・在学の方は勤務先・学校名、自由大学学生は学籍番号]を明記のうえ、自由大学事務局「寄付講座」係へ郵送
②直接武蔵野プレイス3階自由大学事務局窓口にて申込み
③「武蔵野市文化・スポーツ・生涯学習ネット」から申込み
*インターネットで申込みの場合、抽選結果は各自申込サイトで確認してください。
 (結果公開期間:8月20日(火)~各大学初日)
④自由大学学生の方は、自由大学事務局へ電話(0422-30-1904)
申込期間7月29日(月)~8月12日(月・振休)必着 ※募集は終了しました
受講
決定後の
提出物等
当選が決定した方には提出方法など詳細を郵送でお送りします。
①資料代 各大学5,000円 ※必要書類提出時に、武蔵野プレイス3階自由大学事務局でお支払いください。
②受講同意書 抽選結果通知に用紙を同封します。
③健康診断書(結果票)のコピー 1大学につき1部(令和5年8月1日以降受診のもの。健康診断書の必要事項に関する詳細は、自由大学通信vol.83(令和6年7月29日発行)4ページでご確認いただけます。)
④証明写真  1大学につき1枚(受講証用。ただし、成蹊大学は不要。スナップ写真は不可。武蔵野大学は白黒写真不可。サイズ等は当選のご案内でご確認ください。