科目・講座一覧
寄付講座
2023年度 後期寄付講座
後期は、亜細亜大学・成蹊大学・東京女子大学・武蔵野大学で開講します。
※講師・日程・テーマ等変更になる場合があります。
申込み締切日:令和5年7月31日(月)必着
亜細亜大学
「現代教養特講 デジタル時代における都市」 |
わが国において、人口減少や少子高齢化は深刻な問題であり、今後持続的な都市の発展にも大きな影響を与えている。すなわち、社会の少子高齢化の進展は、消費の減少を通じて地域経済の低迷をもたらすほか、医療・介護ニーズの増大、交通需要の変化など新たな行政サービス需要を増大させる。加えて、若年人口の減少は、経済活動や地域活動の担い手不足をもたらし、地域社会の持続可能性を低下させている。 |
回 | 月 日 | テーマ | 講師 |
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1 | 10月4日 | イントロダクション ーなぜ今、デジタルで都市の活性化と持続的な発展が必要なのか | 李 立栄 (都市創造学部准教授) |
2 | 10月11日 | 現代の都市問題とデジタルの可能性 ー高齢化・医療・介護問題への取り組みを中心に | 藤田 哲雄 (京都大学経営管理大学院特定教授) |
3 | 10月18日 | 社会的孤立とデジタル化 ー「分断」か「つながり」かー | 有末 賢 (都市創造学部教授) |
4 | 10月25日 | デジタルによる新しい価値創造 | 藤田 哲雄 (京都大学経営管理大学院特定教授) |
5 | 11月8日 | DXを推進するスマートシティへの応用 | 岡村 久和 (都市創造学部学部長・教授) |
6 | 11月15日 | アジア都市の未来と先進事例 | 後藤 康浩 (都市創造学部教授) |
7 | 11月22日 | アジアにおける日本のスマートシティの展開 | 霜田 純(双日株式会社インフラ・ヘルスケア本部 社会インフラ開発事業部都市開発事業課課長) |
8 | 11月29日 | サーキュラーエコノミーに配慮した街づくり ―フィンランドの先進事例 | Inka-Lisa Häkälä (フィンランド大使館商務部上席商務官) |
9 | 12月6日 | 自動運転と都市交通の未来 -アメリカの先進事例 | スカウテン・アンドリュー (都市創造学部講師) |
10 | 12月13日 | デジタルマネーと都市(地域)の発展 | 李 立栄(都市創造学部准教授) ゲストスピーカー:藤田 哲雄(京都大学経営管理大学院特定教授) |
11 | 12月20日 | デジタル時代の国際金融都市 ―Tokyoの可能性と展望 | 赤羽 裕 (都市創造学部教授) |
12 | 1月10日 | 国際版SDGsと都市開発の持続的な発展 | 岡村 久和 (都市創造学部学部長・教授) |
13 | 1月17日 | 総括、デジタルで進める新しいまちづくり | 李 立栄 (都市創造学部准教授) |
成蹊大学
「民主主義について考えるための14講」 |
民主主義についての最近の本のタイトルには、「試される」「侵食」「壊れ方」「崩壊」「死に方」「アゲンスト」など、気が滅入る言葉が並んでいます。そんなに暇でもないので、もう誰かにお任せしたいと思う人もいるかもしれません。マックス・ウェーバーは、政治参加の条件として「手が離せる」ことを挙げています。つまり、日常の仕事を一度中断して(手を離して)自由に議論したり、活動したりする時間的・精神的な余裕のことです。いま私たちはどんどん忙しくなり、ますます「手が離せなく」なっています。ちょっと痩せ我慢してでも、立ち止まって民主主義について考える機会が必要ではないでしょうか。この講座が提供するのは、そのための普段とは違う特別な時間です。 |
回 | 月 日 | テーマ | 講師 |
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1 | 9月28日 | 武蔵野市と政治参加 | 小原 隆治 (早稲田大学政治経済学術院教授) |
2 | 10月5日 | 民主主義とは何か | 宇野 重規 (東京大学社会科学研究所教授) |
3 | 10月12日 | ジェンダーに配慮した議会 | 辻 由希 (東海大学政治経済学部教授) |
4 | 10月19日 | 戦後民主主義 | 平石 耕 (法学部教授) |
5 | 10月26日 | 水道の再公営化から考える、公共の再生と地域主義(ミュニシパリズム) | 岸本 聡子 (杉並区長) |
6 | 11月2日 | 世代で異なる政党対立認識 | 遠藤 晶久 (早稲田大学社会科学総合学術院准教授) |
7 | 11月9日 | 野党と民主主義 | 今井 貴子 (法学部教授) |
8 | 11月16日 | 代表と民主主義 | 早川 誠 (立正大学法学部教授) |
9 | 11月30日 | 在留外国人と民主主義 | 宮井 健志 (法学部客員准教授) |
10 | 12月7日 | リベラルと民主主義 | 田中 拓道 (一橋大学社会学部教授) |
11 | 12月14日 | 報道と民主主義 | 油井 秀樹 (NHK報道局国際部) |
12 | 12月21日 | くじ引きと民主主義 | 岡崎 晴輝 (九州大学大学院法学研究院教授) |
13 | 1月11日 | PTAと民主主義 | 岡田 憲治 (専修大学法学部教授) |
14 | 1月18日 | 民主主義と「経済」の言語 | 重田 園江 (明治大学政治経済学部教授) |
東京女子大学【オンライン講座】
「翻訳学特論:翻訳から見る異文化摩擦」 |
「翻訳」は、言語や文化を映し出す鏡である。鏡が弾いたり歪めて映し出したりした要素に着目することで、原作と翻訳先の言語や文化の違いが見える。本講義を通じて、そうした問題への意識を高め、多文化共生社会に必須の異質な他者への寛容さや共感力を育むことを目指す。 |
回 | 月 日 | テーマ | 講師 |
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1 | 9月19日 | イントロダクション ①授業概要・進め方 ②「翻訳」とは?「翻訳学」とは? ③「翻訳学」の主な研究方法と基本用語 |
田中 美保子 (現代教養学部教授) |
2 | 9月26日 | 「翻訳学」の研究方法(1) 翻訳史的アプローチと「翻訳語」について |
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3 | 10月3日 | 「翻訳学」の研究方法(2) 「翻訳学」における「等価」と「ズレ」、翻訳不可能性について |
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4 | 10月10日 | 「翻訳学」の研究方法(3) 英和対照研究への導入 |
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5 | 10月17日 | 特別講演「翻訳の現場から」(仮題) ゲスト講師:松岡和子氏(翻訳家・演劇評論家) |
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6 | 10月24日 | 原作と翻訳の英和・日英対照(1) パラグラフ |
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7 | 10月31日 | 原作と翻訳の英和・日英対照(2) 固有の事物・風物・習俗・制度など |
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8 | 11月7日 | 原作と翻訳の英和・日英対照(3) 固有の表現・表記、オノマトペ |
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9 | 11月14日 | 原作と翻訳の英和・日英対照(4) 主語の省略、心情表現の具体性と抽象性 |
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10 | 11月21日 | 原作と翻訳の英和・日英対照(5) 時制と感情移入 |
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11 | 11月28日 | 特定の文学作品の原作と翻訳の比較対照(1) 比較方法への導入 |
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12 | 12月5日 | 特定の文学作品の原作と翻訳の比較対照(2) 英和対照表の作成 |
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13 | 12月12日 | 特定の文学作品の原作と翻訳の比較対照(3) 英和対照表の分類・分析 |
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14 | 1月9日 | 特定の文学作品の原作と翻訳の比較対照(4) 分析レポートの仕上げ |
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15 | 1月23日 | 振り返りとまとめー「翻訳」は言語や文化の鏡 |
武蔵野大学
「”むさしの”推し活プロジェクト!~武蔵野学から未来を拓く~」 |
「万葉集」以来、「むさしの」は、様々な作品の中で重要なモチーフとして表象されることにより人々の記憶に刻まれてきました。そして国木田独歩の「武蔵野」以降、多くの文人が独歩に対抗するように自身の「武蔵野」像を描いてきました。文学の武蔵野/武蔵野の文学については、これまでの研究でも扱われてきましたが、【むさしの・むさし野・武蔵野・ムサシノ・Musashino】は、まだまだ過小評価されています。文学のみならず、映画や漫画、アニメーションなどにも対象を広げて「武蔵野学」として考察し、改めて私たちの足元を見つめなおし、武蔵野の未来を一緒に考えませんか? |
回 | 月 日 | テーマ | 講師 |
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1 | 9月23日 | 開講式・オリエンテーション 武蔵野とは何か 武蔵野イメージの言語化と共有(グループ学習) まとめ |
西本 照真(学長・教授) 土屋 忍(文学部長・教授) |
2 | 9月30日 | 武蔵野とは何か 近代以前と近代以後の武蔵野 全体の見取り図 |
土屋 忍 ( 文学部長・教授) |
3 | 10月14日 | 国木田独歩の「武蔵野」とその受容圏 | |
4 | 10月21日 | 与謝野夫妻の武蔵野 | |
5 | 10月28日 | 掃苔の武蔵野ー禅林寺の鴎外展墓をめぐってー | |
6 | 11月4日 | 俳句と短歌の武蔵野 ー正岡子規・高浜虚子、土岐善麿・会津八一を中心にー |
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7 | 11月11日 | 大正期前後の武蔵野-芥川龍之介・菊池寛・西条八十を中心にー | |
8 | 11月25日 | 雪女の武蔵野ー小泉八雲とラフカディオ・ハーンー | |
9 | 12月2日 | 無頼派の武蔵野ー坂口安吾と太宰治を中心にー | |
10 | 12月9日 | 詩の中の武蔵野ー金子光晴と茨木のり子を中心にー | |
11 | 12月16日 | 推理小説の武蔵野ー松本清張を中心にー | |
12 | 12月23日 | 引揚上京者の武蔵野(五木寛之、村上龍)、 あるいは東京人の武蔵野(大岡昇平・三浦朱門・黒井千次) |
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13 | 1月20日 | 漫画家たちの武蔵野ー手塚治虫から未来へー | |
14 | 1月27日 | 初回からのふりかえり 武蔵野とは何だったのか(グループ学習) まとめ 閉講式・オリエンテーション |
西本 照真(学長・教授) 土屋 忍(文学部長・教授) |
対象 | 武蔵野地域自由大学学生および18歳以上の市内在住・在勤・在学の方 |
定員 | 各大学50名(超えた場合抽選) |
費用 | 各大学5,000円(資料代) |
申込 方法 | 以下の①~③のいずれかの方法でお申込ください。 ①直接武蔵野プレイス3階自由大学事務局窓口にてお申込み ②「武蔵野市文化・スポーツ・生涯学習ネット」から申込 *インターネットでお申込の場合、抽選結果は各自申込サイトで確認してください。 (結果公開期間:8月15日(火)~講座初日) ③自由大学学生の方は、自由大学事務局へ電話(0422-30-1904) |
申込期間 | 7月11日(火)~7月31日(月)必着 ※募集は終了しました |
受講 決定後の 提出物等 | 当選が決定した方には提出方法など詳細を郵送でお送りします。 ①資料代 5,000円 ※必要書類提出時に、武蔵野プレイス3階自由大学事務局でお支払いください。 ②受講同意書 抽選結果通知に用紙を同封します。 ③証明写真 スナップ写真は不可。1大学につき1枚、ただし、成蹊大学・東京女子大学は不要。 ④健康診断書(結果票)のコピー 1大学につき1部(令和4年8月1日以降受診のもの。健康診断書の必要事項に関する詳細は、自由大学通信vol.79(令和5年7月11日発行)4ページでご確認いただけます。)ただし、東京女子大学は不要。 |