自由大学について
沿革

昭和56年4月

シルバー聴講生の開始

高齢者の学習意欲にこたえるために60歳以上の市民を対象に一般学生とともに学ぶ機会を提供(平成2年度までは老後福祉課で、平成3年度からは社会教育課(現在の生涯学習スポーツ課)で実施するようになった。)。 初年度は成蹊大学のみで、平成元年度から亜細亜大学、平成5年度から武蔵野女子大学(平成15年4月より武蔵野大学)でも実施。

平成5年2月

武蔵野地域学長懇談会の発足

市と武蔵野地域にある5つの大学(亜細亜大学、成蹊大学、東京女子大学、日本獣医生命科学大学、武蔵野大学。以下、五大学という。)が、連携・協力して、市民の生涯学習に寄与することを目的として、五大学の学長と市長とで構成する懇談会を発足した。

平成6年10月

武蔵野地域五大学共同講演会の開始

武蔵野地域学長懇談会の主催で、初めての五大学の共同事業を実施。基調講演と五大学の各大学を代表する講師による連続講演会。以降、毎年開催している。

平成7年4月

市民聴講生

これまでのシルバー聴講生から、60歳未満の市民にも対象を拡大し、市民聴講生派遣事業を開始。

平成9年7月

武蔵野地域五大学共同教養講座の開始

武蔵野地域学長懇談会の主催で、1大学4回、五大学で計20 回にわたり各大学を会場とした連続講座を開始。以降、毎年開催している。

平成11年9月

武蔵野市寄付講座の開始

武蔵野市が大学に寄付金を導入して開設する講座。寄付講座とは一般的に、企業や個人が大学に奨学寄付金の名で呼ばれる民間資金を導入して開設する時限つき特設講座を言う。このとき自治体の寄付講座は全国で初めての試みで注目された。初年度は、成蹊大学で開設。平成13年度に東京女子大学、平成14年度に亜細亜大学、平成15年度に日本獣医生命科学大学がそれぞれ開設した。平成16年度に武蔵野大学が開設し五大学での開設となる。

平成14年1月

武蔵野地域自由大学構想の検討を開始

プロジェクト会議を開催し武蔵野地域自由大学構想の検討を開始。これまで行ってきた五大学共同事業や市民聴講生派遣事業等を体系化し、さらに自由に継続的に学べる生涯学習の場を提供するために、自由大学構想の検討を開始した。

平成14年6月

武蔵野地域自由大学構想記者発表

「武蔵野地域自由大学とは、武蔵野市民の生涯学習への高い意欲に対して、武蔵野市と五大学が連携して継続的な学習機会を提供することにより展開されるバーチャルな学習空間(仮想大学)をいう。」

平成15年4月

武蔵野地域自由大学開学

武蔵野市及び武蔵野地域五大学が連携し、それぞれが保有する教育課程、人材、組織、施設等の資源を活用することにより、高度で継続的及び体系的な学習の機会を提供することを目的として、自由大学を開学した。