自由大学について
学長からのメッセージ
武蔵野地域自由大学に学ぶ皆さんへ

学長 松井 孝典
武蔵野地域自由大学は、武蔵野市と武蔵野地域五大学との連携という国内では初めての新しいタイプの生涯学習の場として平成15年(2003年)4月に開学しました。以来、地域の皆様のご理解と関係諸機関のご協力により順調に発展し、学長として心強く、またありがたく存じます。
現在の学生数は約1,100名、20代から100歳以上と幅広い年齢の方が学ばれており、例年新たな方が入学されています。
武蔵野地域自由大学では、学ぶ意欲を応援するため、独自の称号制度を設けており、最高位の「市民博士」は約90名の方が、「市民修士」から「市民準学士」は約1,200名の方が授与されています。これは、武蔵野地域の市民の皆様の高い知的欲求と生涯学習に対する強い意欲のあらわれでありましょう。自由大学学生の皆様が地域で自主的に学び、学びをひろげ、つながることの支援を継続して担えるよう関係諸機関と共に発展させていきたいと存じます。
人生100年時代において、社会は大きく変化していきます。新しい知識や技能を学び身につけることや、興味のある分野をさらに探求していく楽しみは、豊かな人生を生きるうえで大切となり、生涯学習の重要性はますます大きくなるものと存じます。五大学のキャンパスで、市内の施設で、オンラインの講義などで、いろいろな「学び」に出会ってみませんか。
そして皆様の学びを身近な人や地域に還元していく学びの循環が一層進むよう期待しております。
武蔵野地域自由大学が、こうした流れに適切に対応し、武蔵野地域の文化力や地域の活性化に貢献できることを願っております。